2017年7月2日

降幡古民家の会 会員各位

第二回 降幡古民家の会 ご報告

さやの湯処 谷口 慈雨子

第2 回の降幡古⺠家の会は、2017 年6 月27 日 下諏訪温泉 御宿まるや様にて開催いたしました。

朝10 時に諏訪大社下社秋宮の鳥居に10 名の方々が集合し、下諏訪観光協会の蟹江文吉会⻑にガイドをお願いしました。蟹江氏はまるやさんに伝わる江戸時代からの古文書を現代語に対訳なさった著名な郷土史家です。
下諏訪の宿場町は中山道と甲州街道の分岐点にあり古くから交通の要所ですが、諏訪湖からかなり高いところに位置します、これは秋宮を流れる霧ケ峰からの川に沿って信仰と人の暮らしが積み重なり宿場ができたためです。これまで何度か訪れていた場所でしたが、蟹江さんのお話で目を啓かれる思いがたくさんありました。鰹木の数、諏訪大社のご紋である梶の木の根の数がそれぞれ違うこと。本殿のむいている方角。伊勢神宮との距離感の取り方が大和朝廷の影響の強さに対する立ち位置でもあったこと等など。
下諏訪の宿場町を通って中山道を秋宮⇒春宮⇒万次の石仏へと案内をしていただき、日射しがでて気温が高い中でもありましたが、2 時間があっという間にすぎました。

12 時半から、御宿まるや様にて15 名の会員の皆さんと、米寿を迎えられた降幡会⻑を中心に和やかな食事会となりました。会から降幡会長の米寿のお祝いに、ますますの活躍をお祈りしてお祝いを差し上げました。
参加した会員の皆さんの施設一つ一つへの会⻑の思いやエピソードを伺うと、会長のお元気さに改めて驚かされます。また、ご参加の会員のご苦労話やこだわりのお話は、一つ一つが我がことのようでもありまた新しく刺激に満ちたものでした。
2 時間すこしの歓談の後、全員で記念撮影を行い、一年後再会を約して解散となりました。

第二回の開催場所に予定をしていた大分県臼杵市は、遠方でも有り、大勢の皆さんにおいで頂くのが難しいのではと考え、来年早々有志での訪問とすることにいたしました、プランができましたらご連絡いたしますので、お時間が許せば是非ご参加下さい。

降幡古民家の会
さやの湯処 谷口慈雨子

以上

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